靴用語集Shoes Glossary

グッドイヤーウェルト製法

グッドイヤーウェルト製法(goodyear welt process)とは、甲革(アッパー)部分に取り付けられたウェルト(細い帯状の革)をソールに縫い付ける製靴方法です。

アメリカのチャールズ・グッドイヤー2世がハンドソーン・ウェルテッド製法という手縫いの製法を機械化したことで、グッドイヤーウェルト製法と呼ばれるようになりました。
グッドイヤーウェルト製法では、中底(インソール)リブに甲革(アッパー)と裏革、細革をすくい縫いで縫い付け、ウェルトとソールを出し縫いで縫い付けます。甲革に腰革と呼ばれるウェルトを縫い付けてからソールと縫合し、その際、ソールと甲革の間に中底とシャンクを取り付けます。

グッドイヤーウェルト製法で作られた靴は、ソールが擦り減ってしまったとき、靴底全体を新しいものに付け替えることができます。これは、ソールとウェルト部分を縫合する際、接着剤を使用せずに糸だけで固定しているためです。

また、通気性が良く、堅牢な作りに仕上がるという点も、グッドイヤーウェルト製法の特徴です。歩行性や衝撃耐性にも優れているため、長時間の歩行に適した靴だといえます。さらに、靴底と甲革に厚手の素材を使用した靴が多いので、型崩れしにくいというメリットもあります。

修理が必要な状態とは

関連する用語

靴修理・メンテナンス一覧

Spica*の
革小物オーダーメイドアイテム

アクセス

住所
〒106-0046 東京都港区元麻布3-10-8
TEL
03-6413-6656
FAX
03-6413-6656
営業時間
10:00~19:00
定休日
水曜日
最寄り駅
東京メトロ南北線/大江戸線「麻布十番」駅
メール

修理に関するお問い合わせはこちら

電話

TEL 03-6413-6656
受付時間 10:00~19:00

ページトップ
無料見積・ご相談・お問い合わせ TEL メール LINE