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Champagne

2011.02.18|その他の話

 こんにちは、「美味しんぼ」が愛読書 たなかです。

 たなかは現在なぜか予期せずして禁酒中です。
 なので今回はChampagneの話を(笑)。

 発泡性のワインのことを何でも「シャンパン」と呼ぶ向きもあるようですが…。
 正確にはフランス・シャンパーニュ地方で、決められた伝統的な製法で作られた物のみがChampagne、正確には「シャンパーニュ」と呼ばれることを許される。

 ひと昔前だったら、男女が2人でシャンパーニュを飲んでいたらそれだけで妖しい仲だと言われていましたが…。
 最近は、オシャレカフェなら真昼間からオープンテラスでシャンパーニュ飲める時代ですから、ねぇ?

 今回は有名どころをいくつかアテンド。

 モエ・エ・シャンドン ブリュット
 →強めの泡と苦みが特徴。 よく冷やすとキレがあって良いし、カクテル 特に「モヒート」を作る時に使うと実に旨い。

 ヴーヴ・クリコ ブリュット
 →グレープフルーツの様な鮮やかな酸味が特徴で、実に中庸。 スタンダードで女性ウケの良い味。

 ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ
 →ビスケットや焼きたてのパンの様なふくよかな香りが特徴。 口当たりは柔らかく、余韻が長い。
 大手のスタンダード・キュベの中で最も好きな1本。

 ドゥラモット ブリュット
 →華やかな香りと強めの酸で、キレが良い。 実に男性好みな1本。

 ここで紹介した物はいずれも4千円台くらい。
 5年前ならヴーヴ・クリコなんかは安いところなら2千円台で買えるところもあったのですが…。
 と、嘆いていても仕方ないですね。
 とはいえ、いわゆる大手(ネゴシアン・マニピュラン)ではなく、自身で葡萄から育てているような小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)なら3千円台前半から驚くほどのクオリティの物が手に入りますよ。

 というよりも、あえてシャンパーニュを選ばなくても他の地域・国の物でも最近は実に素晴らしい!1本と出会えますよ。
 フランスだったらクレマン・ド・ブルゴーニュ、ロワール、アルザス、ボルドー。
 他にもイタリアのスプマンテ、スペインのカヴァ、ドイツのゼクト、カリフォルニア(アメリカ)やオーストラリア、ニュージーランド、イギリス and more…。
 お手頃で美味しいスパークリングが、世界各地で作られていますよ。

 そんな中でも、たなか的に「特別なシャンパーニュ」というものがいくつかあります。

 ひとつは

 ≪Jacques Selosse/Initial Grande Cru Blanc de Blanc Brut≫
 →ジャック・セロス ブリュット
 「幻のシャンパーニュ」とさえ呼ばれる1本。
 化学肥料や殺虫剤などは全く使わず、収穫などは全て星の動きによって決めるという「ビオディナミ」という栽培法で育てられた葡萄のみを使って作られる逸品。
 味としては欠点が一切ない、完璧なシャンパーニュだとさえ思えてしまう。
 5年ほど前までは6千円くらいで購入できたが、現在ではお目にかかることさえ難しく、あっても15千円くらいまで高騰してしまった。
 当時は何か特別な時など、事あるごとに飲んでいた。
 画像は残った最後の1本で、出荷は2003年の物。
 これを開けるのはいつのことか…。

もうひとつは

 SALON Blanc de Blanc Brut 1990
 →通常シャンパーニュは「アッサンブラージュ」と言って、様々な年、様々な種類の葡萄(ワイン)をブレンドして作る。
 が、この「SALON」は出来の良い年しか作らず、シャルドネという白葡萄のみを使う。
 単一年・単一品種のシャンパーニュとしては究極の1本で、シャルドネのみから作られているのにもかかわらず実に複雑玄妙で、「シャンパーニュのミステリー」とさえ言われる妖しい1本。
 この1990年ヴィンテージは、兄の結婚式の前日に振る舞った特別な1本(画像はその時の空きボトル)。

 ところで、ハズレがないと言われているシャンパーニュの中で、飲む度にがっかりする物がある。
 とある有名どころの「ロゼ」なのだが、いつ飲んでも旨いと思えない。
 強過ぎる泡と酸、華やかというよりもケバい香り、何より苦過ぎる…。
 二度と飲むまいと思うのだが、何故か飲む機会に恵まれてしまう。
 「やっぱり美味しいよね?」と聞かれると返答に困り「華やかですよね」なんて濁すのだが…。

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泡ものが欲しいときは新宿伊勢丹・宮沢氏まで たなか

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