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学生に告ぐ

2009.09.16|その他の話

 こんばんは、たなかです。
 今回の内容は少々刺激が強いので、ハートの弱い方はご遠慮ください。
 最近とある靴学校の学生とこんなやり取りがあった。
 「卒業したらどうするの?」
 「うーん、修理でもしながら靴を作りたいです。」
 ?
 「修理でも」
 なめとんのか? そんなに簡単に見えるなら、とりあえずやってみろ。
 そういえば、私がひとりでビスポークの靴を作っていた頃、特に9月を過ぎた頃から 「雇ってください」 だの 「弟子にしてください」 だの、だいぶ甘々な学生が尋ねてきた気がする。

 そもそも、学校を卒業したばかりの君たちにいったい何が出来るんだい?
 僕が君たちを雇っていったい何の得があるんだい?

 もちろん後進を育てるのは先達の義務であるし、誰でもはじめは何も出来ない。
 だがしかし、何の目標も信念もない輩と付き合うのは正直時間の無駄だと思う。

 そして今年もこの季節がやってきた。

 どんな仕事でも簡単に出来ることなどない。 もしその仕事が簡単に見えるのであれば、それはあなたが物を知らないだけである。 そして学生がそんなことを言うのであれば、それは教える側の責任だ。 この文章を読んだ先生方、そのような学生を排出していることに猛省していただきたい。

 だいぶ辛辣な文章になってしまったが、色々と少々イラついているのでご容赦戴きたい。
 コメント大歓迎。

 たなか

コメント(1)

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このブログ記事のコメント

poporon|2009.09.18 23:57
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たなかさんのブログはいつも独自の視点でおもしろいですね
学生はモノを知らなくて当たり前
おごって、理想家肌で、そのくせ依存心が強くて
だから学生なのだと思います
たなかさんがついむかっときたのも
そんなかつて自分と重なってみえるからでは??
学生たちをビシバシしごいてたなかさんのような
一人前の職人さんを増やしてくださいね!
これからも楽しみにしています

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