革靴ブランド事典Leather Shoes Brand

ティンバーランド/Timberland(アメリカ)

シューズをはじめとした総合ブランド、ティンバーランド

ティンバーランド(Timberland)は、「ティンバーランド・カンパニー(The Timberland Company)」の基幹ブランドです。1918年に創業され、1978年にティンバーランド社が現在の名称になりました。ティンバーランドは、シューズだけでなく洋服やアクセサリー、アウトドアグッズなど、様々なブランド展開をしています。

ティンバーランドのブーツ

ティンバーランドの代名詞と言われるのが、ショートブーツ「イエローブーツ」です。イエローブーツはティンバーランドのなかでも定番で、一番人気と言われています。ティンバーランドのイエローブーツは革本来の自然な美しさがあり、性能面でも優れています。
近年では、ティンバーランドのイエローブーツの偽物も出回っており、かなり精巧な作りのものも多く、一見して区別がつかないこともあります。オフィシャルサイトや正規取扱店などで購入すれば確実です。

ティンバーランドのブーツといえば完全防水が有名ですが、イエローブーツはインジェクション製法によって作られています。インジェクション製法とは、底材となる液状の原料を金型に注入し、ソールを成型するとともにアッパーに圧着する製法のことで、手縫いの靴のように水が侵入する恐れがありません。

ティンバーランドのイエローブーツの素材は「イエローヌバック」という、独特の色をした革です。ヌバックとは革をサンドペーパーやヤスリなどでこすって起毛仕上げさせた革のことで、スエードよりもしなやかで柔らかい、という特徴を持っています。
多くの種類があるティンバーランドのブーツですが、カスタムメイドにより自分だけのブーツを作ることもできます。カスタムはレザーのアッパーやミッドソール、ステッチなどの色を選ぶことができ、オリジナルのハングタグやイニシャル・数字の刺繍を入れることも可能です。

ティンバーランドの社会への影響

ティンバーランドはハイキングや登山用の靴として有名ですが、最近はヒップホップファッションを連想する人も多いでしょう。それは、ティンバーランドのブーツがヒップホップミュージシャンの間で流行したことが要因と言われています。ティンバーランドのブーツは防水で、軽く、滑りにくいのでシーンを選びません。また、その機能性の高さからダンスに支障がないことも人気が出た理由の1つです。

ティンバーランドは社会的活動にも積極的に取り組んでいます。主な活動内容としては、シティ・イヤー・インクの後援やボランティア活動です。シティ・イヤー・インクはボストンに本社を置いており、アジア系やアフリカ系など異なる地域に生まれた人々が共に生きていくための運動を行っています。
こうしたティンバーランドの活動は、日本でも行われています。代表的なのは、屋久島の自然保護活動です。屋久島には絶滅危惧種の五葉松「ヤクタネゴヨウ」が自生していますが、ティンバーランド社では屋久島の豊かな生態系を守るため、環境NPOである「屋久島・ヤクタネゴヨウ調査隊」を通じてヤクタネゴヨウの保護、保全活動を支援しています。

ティンバーランドの歴史

1918年、ティンバーランドの創業者、ネイサン・シュワーツがシューズショップを開業。
1955年、ネイサン・シュワーツがマサチューセッツ州アビントンの「アビントン・シュー・カンパニー」の株式を買い取り、現在のシューズメーカー「ティンバーランド」の前身を設立。
1965年、ティンバーランドは「射出成型法」を靴の製造に応用することに成功。縫製することのない完全防水ブーツの製造を実現。
1973年、完全防水シューズのブランド名として「ティンバーランド」と名付けられる。
1978年、完全防水シューズ「ティンバーランド」が有名になり、社名を「The Timberland Company」に変更。
1987年、ブーツブランドとして初めて全国のテレビメディアに広告を出稿。
1998年、創業25周年を記念し、全社をあげての社会貢献活動を開催。また、「ニューハンプシャーの働きたい会社」の第1位にランクイン。
1999年、「ティンバーランド・プロ(Timberland Pro)」シリーズを発表。
2003年、創業30周年。
2007年、「働きたい会社ベスト100」に10年連続ランクイン。

画像引用元:http://shop.timberland.com/home/index.jsp

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