革靴ブランド事典Leather Shoes Brand
ロックポート/Rockport(アメリカ)
快適な革靴を追求し続けるロックポート
ロックポート(Rockport)は1971年創業のシューズメーカー「ザ・ロックポート・カンパニー合同会社」の基幹ブランドです。
フットウェアにスポーツ技術を融合させた先駆者とも言えるシューズブランドで、その機能性の高さには定評があります。
1983年、ロックポートの「ウォーキングシューズの快適性を持った新しいレザーシューズを作りたい」という創業時からの願いが叶い、アメリカのシューズメーカーとして初めて、APMA(全米足病学医師協会)から「足のために良い靴」として認定されています。
ロックポートのビジネスシューズでマラソンを完走
ロックポートはプロモーションの面でも注目されています。
1990年、ロックポートの副社長トニーポスト氏が、ロックポートのビジネスシューズでニューヨークマラソンを完走しています。このとき履いていたモデルはすでに廃番となっていますが、その後継モデルとして「ドレスポーツ(DresSports)」というシリーズがラインナップされています。その後もロックポートの社員がドレスポーツシリーズを履いて様々なマラソン大会に出場しています。
その他にも、ロックポートのブーツでキリマンジャロに登頂するなど、様々なプロモーションを展開しています。
最新技術を次々と盛り込むロックポート
ロックポートは常に最新の技術を盛り込んだ革新的な靴を生み出しているブランドです。
1985年には、生物力学的視点から考えデザインしたフィットネス/ウォーキングシューズ「ProWalker」シリーズを発表。2000年には、空気移動によるクッション性と歩行推進力のサポート技術であるリーボックのDMXテクノロジーを採用し、2007年にはアディダスの足本来の動きを確保しつつ足のねじれや危険な動きを制御するテクノロジー、トルションシステムを搭載した「トルションコレクション」などを発表してきました。ロックポートがレザーシューズに盛り込んできた最新技術を挙げ始めたらきりがありません。
近年ではアディダスの衝撃吸収システム、アディプリーン(ADIPRENE)を採用した「走れるハイヒール」も大きな注目を集めました。
ロックポートの歴史
1971年、シューズブランド「ロックポート」を手掛けるザ・ロックポート・カンパニー合同会社がアメリカ・マサチューセッツで創業。
1983年、ロックポートがアメリカのシューズメーカーとして初めて、APMA(全米足病学医師協会)から「足のために良い靴」に認定される。
1985年、生物力学的視点から考え、デザインしたフィットネス・ウォーキングシューズ、プロウォーカーシリーズを発表。
1990年、ロックポートの副社長、トニーポスト氏がロックポートのビジネスシューズでニューヨークマラソンを完走。
1993年、キリマンジャロ山頂をロックポートのUmbwe Trail Bootsで踏破。
2000年、空気移動によるクッション性と歩行推進力のサポート技術である、リーボックのDMXテクノロジーをメンズラインに採用。
2004年、ロックポート独自のハイドロシールドテクノロジーにより、天候を気にせずに履けるウォークドライシリーズを発表。
2007年、足本来の動きを確保しつつ足のねじれや危険な動きを制御するアディダスのテクノロジー、トルションシステムを搭載したトルションコレクションを発表。
画像引用元:http://www.rockport.com/