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エスパドリーユ(espadrille)とは、靴底に麻が使用されており、甲が綿生地で覆われているサンダルのことです。

地中海沿岸部の漁師が履いていた靴がエスパドリーユの原点と言われています。フランスとスペインの国境近くのバスク地方で海兵用のわらじ風サンダルとして履かれていたエスパドリーユは、現在も船乗りや沿岸部で働く人たちが使用しています。エスパルトという植物の繊維を編み込んでいたことから、エスパドリーユと呼ばれるようになったと言われています。

現在はリゾート用シューズとして、かかとが低いサンダルタイプやヒールが高いタイプ、スニーカータイプまで幅広く普及しています。ソールにジュードという麻が使用されており、甲が布で覆われているため、海岸や砂浜を歩くのに適しています。