バッグブランド事典Bag Brand
ロエベ/Loewe(スペイン)- フラメンコ
帰ってきたフラメンコ
1980年代に一世を風靡したロエベ(LOEWE)のフラメンコ(Flamenco)は、その後27年の時を経て、2011年に再登場しました。よりモダンな雰囲気に変化したフラメンコは、現在でもたくさんのセレブたちを魅了しています。
個性的なフラメンコ
ロエベのバッグには個性的なデザインが多く、フラメンコもそんな個性的なバッグの一つ。柔らかく上質な手触りのナパレザーやクラシックカーフを使い、持っているのを忘れるほど軽いバッグです。
フラメンコの特徴は両サイドについた、レザーストラップの先端を結んで作られた「ノット」や、歩くたびにレザーのフリンジが揺れる「タッセル」。そのままならスクエアのシルエットがかっちりとした印象に、ノットやタッセルでドローストリングを絞れば巾着風にカジュアルに持つことができます。
ストラップも調節によってハンドバッグやショルダーバッグと使い分けられ、デザインと機能性を合わせ持つところも、フラメンコの魅力の一つです。
最近は、サイドのノットを残した形でないフラップバッグも登場して、こちらはドローストリングがない分、四角のシルエットが強調されて、より上品な印象を与えます。
フラメンコはより魅力的に
ロエベが最初にフラメンコを発表したのは1984年のこと。スペインの伝統舞踊「フラメンコ」で使う、カスタネットをイメージソースとしています。それから27年たった2011年、クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースの手によって、新たな形でフラメンコは再登場しました。
現在のフラメンコはサイドのストラップをアレンジし、大きなノットやタッセルが目を引くフェミニンでモダンなバッグとなっています。
スエードやパイソンなどシーズンごとに新素材を追加し、ポップなキャンディカラーやコントラストが楽しいバイカラー、落ち着いたモノトーンなど、カラーも豊富にそろいます。
最高品質のレザーに遊び心のあるデザイン、個性的なカラー展開と、フラメンコは単に荷物を持ち運ぶバッグとしてだけでなく、女性を最大限に輝かせる優秀なアクセサリーという役割も担ってくれる、優秀なバッグです。