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ルイ・ヴィトン/Louis Vuitton(フランス)- エピ

エピは洗練されたシンプルなライン

エピは、1985年に登場したラインです。エピという名称は、型押しのデザインが風に揺れる稲穂の姿に似ていたことから、フランス語で「麦の穂」を意味する「Epi(エピ)」より名づけられました。横に流れるような独特の型押しは、光の加減によって、ツートンカラーに見えたり、光沢に変化が生まれたり、多彩な表情を見せてくれます。
ルイ・ヴィトンには多数のロゴやマークが散りばめられたアイテムが多くありますが、エピは無地の素材に型押しだけが施されたシンプルで上品なデザインを魅力としています。アイテムの隅にひっそりと押された「LV」のロゴは、エピをよりエレガントに見せるポイントです。

色彩豊かなエピ

クラシカルで落ち着きのある色味から、存在感のある個性的な色味まで、豊富なカラーバリエーションが展開されていることも、エピの魅力の一つです。ルイ・ヴィトンの永遠のテーマ、「旅」を象徴するように、世界各地の自然を題材とした色彩が多く取り入れられました。
1985年の発売当初には、北海道にある千鳥列島の深海に沈む溶岩をイメージした「クリール・ブラック」、東南アジアにあるボルネオ島の熱帯雨林をイメージした「ボルネオ・グリーン」、アフリカにあるケニアのサバンナをイメージした「ケニア・ブラウン」、カナダにあるウィニペグに広がる高原をイメージした「ナチュラル・ウィニペグ(黄金色)」、スペインにある古都トレドのタホ川をイメージした「トレド・ブルー」の5色が発表されました。現在に至っては、20色を越える多くのカラーバリエーションが展開されています。

エピの救世主、マーク・ジェイコブス

一時は、モノグラムを上回る勢いで注目を浴びたエピですが、時が経つにつれ、その人気は下り坂となりました。ところが、1997年にマーク・ジェイコブス氏がルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターに就任したことで、エピの状況は一変します。
1998年、マーク・ジェイコブス氏は、人気の低迷してきたエピに対して、エピ改革という取り組みを開始しました。改革のスタートとして、ブラックのボディにレジンのハンドルが付いた「ゼルダライン」を発表。これが大好評を博し、エピは以前の人気を少しずつ取り戻し始めたのです。その後もマーク・ジェイコブス氏は、ビニール素材を使ったビーチ用バッグ「エピプラージュ」やゴールドとシルバーのレザーを用いた「エピギャラクシア」など、新コレクションを次々と発表し、高い評価を獲得。シンプルに洗練されたエピに、斬新でモダンなマーク・ジェイコブス氏のデザインが加わったことで、エピはこれまで以上に愛されるシリーズとなりました。

画像引用元:http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

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