投稿日:2010.01.09 最終更新日:2010.01.09
たなか VS なかじま

こんばんにゃ、たなかです。
 実は以前から なかじま とヒートアップしてしまう議題があります。
 それは…
『最高のジョッパーブーツは何か』
 ですっ‼
 もちろんビスポークとアンティークは除きます。
たなかとなかじまは、ジョッパーブーツが大好きです。
 有名どころではやっぱり
 J.M.WESTON
 JOHN LOBB PARIS
 Tricker’s
 TANINO CRISCI 
 あたりでしょうか?
 タニノ・クリスチーは柔らかい履き心地、トリッカーズやウエストンは朴訥な堅牢さ、ジョンロブなら流麗なデザインバランスと、それぞれに良さがあります。
 そんな中、靴エンスー(マニア?)の皆さまから「幻の逸品」と言われるメーカーがイギリスにあります。
 ≪Schnieder Riding Boots Company≫ 
 通称シュナイダーブーツ。

 ※画像はお持ちの方から拝借いたしました。
 何十年も前から全く作り方が変わらず、まるで注文靴のようなフィット感だとか…。
 現在は正規で輸入している代理店はなく、実物を見るのも難しくなっております。
 とはいえ、たなかがシュナイダーブーツと出会ったのはもう10年も前、 その頃は福岡の「FRAME」さんを始めとして都内でも某所にて取り扱っておりました。
 そして実は現在でも丸の内のトゥモローランドなどで一部取り扱いがあるようです。
 残念ながらワタクシのサイズのジョッパーブーツには出会ったことがなく、噂のフィッティングは未だ検証できておりません。
 だがしかし、ワタクシが知っている頃のシュナイダーとは明らかにクオリティが異なっていると思います。
 というのは素材の革質の低下による部分が大きいようです。
 また、数年前から自社工場以外での生産もしているということもあるようです。
 ということは、件のシュナイダーブーツのジョッパーブーツはアンティークと言って良いのではないか?
 ならば、現在手に入るジョッパーブーツで最高の1足って、何だ?
ワタクシの回答はこちらです。

 ≪EDWARD GREEN/GRESHAM/808≫ 
 英国靴の最高峰、エドワードグリーン。
 特にドレスシューズがクローズアップされることが多いですが、このグレシャムはカントリーラインからの逸品。
 ワタクシとしてはその中でも特に808ラスト(木型)の物が秀逸かと思います。
 画像の1足はパターンオーダーで作成したもので、ダークオーク・アンティークのアッパーに真鍮色のバックル、ダブルのダイナイトソールを装着。


注目すべき点はこちら

細くて薄いフィッティングの808ラストで、極細のCウィズです。 まぁ自分の足がそうなのもあるんですが、ウィズを下げてレングス(サイズ)を上げることでホントにシャープでスラッとしたカッコいい1足で、自慢の1足です。
 このグレシャム、現在は磨きにワックスを使っておらず、クリームのみでこの深みのあるツヤが出ます(アンティーク仕上げも取っちゃいました)。
 愛をこめて4~5年くらい履きこんだでしょうか?
ちなみに黒にシルバーバックルだとこうなります。

実にストイックです。
 さぁ皆さま、このジョッパーブーツ大激論に参加してみませんか?
 より多くの皆さまのご参加、お待ちしております。
たなかとなかじまはジョッパーブーツが大好きですっ‼