投稿日:2010.03.09 最終更新日:2025.06.18
仏作って魂入れず?

こんばんは、たなかです。
ここ最近理由あって、店頭サンプルを続けて作製しています。
 しかしながら私、『サンプル』を作るのが嫌いです。
 学生時代の「課題靴」を作るのも正直好きではありませんでした。
何故かと言うと、『相手の顔が見えない』から。
 ビスポークであれば、依頼者(お客様)の顔や体型、趣味や服装、ライフスタイルなんかを参考にしながらその方の為のワン・オブ・ザ・ベストを創り上げるわけです。
 修理も同様で、靴のデザインや底の減り方なんかを見ながら色々なことを想像しながら仕上げていきます。
 ところがどっこい、この『サンプル』というヤツは仕上がったところで誰に履かれるわけでもなく、店頭で皆さまのお越しをお待ちするだけ。
 まぁもちろんお客様を仮定(仮想)して作製するわけですが、仕上がったモノがどうもピンとこない。
 当然ながら技術はどんどん上達し、仕上がり自体は美しい。
 しかし何かピンとこない。
 魂に響かないというか、オーラがない(気がする)。
まぁこれはもちろん自分が作ってるからかもしれないが。
ということで、店頭サンプルの新作です。



 Lloyd Footwear(Master Lloyd,Made by Edward Green) #32 Dover
 オールソール交換(クローズドチャネル) ¥21,800~
 と、マジメな話ばかりしてると怒られるので こんな画像を。 
 ふじ麺+全部乗せ(豚、味玉、のり)
  昴神 角ふじ(こうじんかどふじ)/南阿佐ヶ谷/二郎インスパイア系
 麺も野菜もこれで『並』です。
 二郎系では希少、なかなか旨いです。

 二郎インスパイア・ぺヤング
 しんの輔/阿佐ヶ谷
 野菜マシマシです。
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 靴修理と靴磨き Spica たなか