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 本日のこと。

 帰り際、無性にラーメンが食べたくなった。

 ラーメンならどこでも良い、というわけではない。

 以前から気になっていた高円寺のとあるラーメン店。

 思い立ったが吉日、である。

 スガシカオを聞きながらご機嫌で自宅の隣駅、高円寺に降り立つ。

 ?

 何かがおかしい…。

 妙だ、ホームに警備員が多すぎる。

 イヤホンを外して気が付いた。

 そう、今日は「第54回 高円寺阿波おどり」のまさにその日ではないか!

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 だがしかし、駄菓子菓子!

 胃袋がすっかり「あのラーメン」になっている拙者を止めることなど、誰もできない。

 人ごみでまったく動かない駅前、裏道に入りずんずん進む。

 色とりどりの美しい浴衣に身を包んだ女性たち。

 が、地べたに座って缶チューハイなどをあおっている。

 美しくない…が、今日はそんな事はどうでも良い。

 平時ならば2~3分の道、10分以上かかり「かの店」にようやくたどり着く。

 満席の店内「相席でいいですか」と聞かれ「もちろん」と答え店内へ。

 右のテーブル、左のテーブル、正面カウンター。

 誰もが餃子を食べている。

 大ぶりな餃子が妙に旨そうだ。

 「ラーメンと餃子!」

 そう言って約10秒後。

 「はい、餃子」

 早っ!

 こんな日だ、常に焼いているのだろう。

 ひと口食す。

 妙に旨い。

 大ぶりで肉汁も申し分ないが、野菜が多めのため実に軽い。

 香ばしい皮と相まって、どんどん箸がすすむ。

 拙者より後に入ってきた2人組、餃子を注文するも「終わっちゃった」と。

 ギリギリセーフであったか、ラッキー♪

 

 それから待つこと10分余り。

 待ちに待った「かのラーメン」である。

 まず見ためは、いわゆる中華そばといった感じだ。

 スープを一口。

 存外透き通った印象の綺麗なスープ、と思った矢先に強烈な煮干しにアッパーカットを喰らう。

 旨い。

 チャーシューを一口。

 これも旨い。

 拙者の好きな八角の香りであろうか、噛むほどに旨い。

 気が付けばどんぶりは空である。

 また来るぞ、待ってろ「太陽」!

 

本日の気分 光の川 (スガシカオ)

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