革靴ブランド事典Leather Shoes Brand

エドワード・グリーン/EDWARD GREEN(イギリス)

伝説の靴、エドワード・グリーン

エドワード・グリーン(Edward Green)は数ある英国紳士靴の中でも特に高い評価を受けていて、その比類なき履き心地の良さから「伝説の靴」と称されています。代表的なモデルは「ドーヴァー」や「チェルシー」などが挙げられます。

エドワード・グリーンの履き心地は最高

エドワード・グリーンの魅力は何と言っても履き心地の良さです。一方、デザイン面はというと、エドワード・グリーンと他のブランドとを比べても、「際立った」違いはありません。しかも「ジョンロブ(John Lobb)」をはじめ、イギリスには「最高級」と呼ばれるシューズブランドがエドワード・グリーン以外にも多く存在しています。
ではなぜ、「伝説の靴」とまで称されるのでしょうか?

それは、英国靴、紳士靴、あるいはドレスシューズというカテゴリーにおいて、エドワード・グリーンは極めて堅実なもの作りをしているブランドだからかもしれません。
革や木型などの素材選びから靴作りに用いる製法まで、一切の手を抜かないという姿勢がエドワード・グリーンの強みであり、多くの人を魅了し続けている理由でもあります。

このように保守的で堅実な姿勢が、エドワード・グリーンの最高級の履き心地を実現させているのです。
スタイリッシュであることも大事だけれど、とにかく質を高めること。
それが創設者エドワード・グリーンの信条でした。

「伝説の靴」エドワード・グリーンはこうして作られる

エドワード・グリーンの靴を直接手に取ったことのある人は、まずクオリティーの高さが目に付いたのではないでしょうか?
高度な質を提供してくれる要因は、エドワード・グリーンが持つ靴作りの技術にあります。
エドワード・グリーンでは各工程でチームを分け、経験豊かな職人とその徒弟とでグループを組み、手作業で靴作りを行っていきます。ここで用いられる伝統的な技術は、厳重に管理された組織内養成プログラムのもと、独自の標準規格によって維持されているそうです。
靴作りに使うラスト(木型)にはフィッティングを最重要視したものを、そしてカーフスキン(子牛のなめし革)は南ドイツ産の最高級のものを用意するなど、技術面だけでなく素材選びまでがストイック。

創設者エドワード・グリーンは「でき得る限りの上質を求める」という哲学を持っていました。彼の意志は多くの人からの賛同を得て、今日まで変わらずに続いてきたのです。
そんな生真面目なスタイルに、私たちはエドワード・グリーンの魅力を見出しているのかもしれません。

エドワード・グリーンは日本でも人気

日本で好まれるエドワード・グリーンのデザインを挙げるとすれば、ベーシックな「チェルシー」や、頑丈かつ履きやすいカジュアルな「ドーヴァー」などでしょうか。どちらもエドワード・グリーンを代表する王道です。全体の曲線的なフォルムが柔らかい印象を与えてくれます。

現在、イギリスのシューズブランドは日本でも人気があります。それは彼らが採用しているグッドイヤーウェルト製法が、いかに丁寧で素晴らしい仕事なのかが理解されたからでしょう。
多くのイギリスのシューズブランドと同様に、エドワード・グリーンでもグッドイヤーウェルト製法が採用され、その製法の価値を日本に広めた代表的なブランドなのです。

エドワード・グリーンの歴史

1890年、エドワード・グリーン氏が3人の息子と共にイギリスのノーサンプトンで靴の生産を始めたことが、シューズメーカー「エドワード・グリーン」の歴史の始まり。靴職人として類稀な才能を発揮したエドワード・グリーンの評判はあっという間に広まる。
1970年代、経営難の憂き目に遭い、一時は廃業の危機に。
1983年、イタリアでデザイナーをしていたジョン・フルスティック氏が買収するかたちで再建。多分に英国的だったエドワード・グリーンの靴に少しずつ洗練さを加えることで名声を得る。
1980年代以降、バーニーズニューヨークのために特注のシューズを生産、ラルフローレン(Ralph Lauren)と靴を発表するなど、コラボレーション活動にも積極的に取り組んでいる。

画像引用元:http://www.edwardgreen.jp/

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