革靴ブランド事典Leather Shoes Brand

ベッタニン&ベントゥーリ/BETTANIN & VENTURI(イタリア)

神の手を持つ男が立ち上げた靴メーカー、ベッタニン&ベントゥーリ

ベッタニン&ベントゥーリ(BETTANIN & VENTURI)はイタリアのシューズメーカーです。主な取引先として、バーニーズ・ニューヨークの本店があります。
創業者のジョゼッペ・ベッタニン氏はイタリアでは「神の手を持つ男」と称されるほど、高い技術とスピードを兼ね備えた靴職人として有名です。

ベッタニン&ベントゥーリだけが使える技

ベッタニン&ベントゥーリは製靴過程にあらゆる製法を使用します。イギリスの老舗メーカーなどに見られる「グッドイヤーウェルト製法」、イタリアで多く使用されている「マッケイ製法」や「ノルヴェジェーゼ製法」など、実に幅広い靴作りを習得しています。

そんな中でも、ベッタニン&ベントゥーリの用いる製法で特筆すべきなのは「カデノン製法」です。しかし、先に挙げた製法に比べ、あまり馴染みがないかもしれません。なぜなら、このカデノン製法を使える職人は世界でただ一人、ベッタニン&ベントゥーリを立ち上げたジョゼッペ・ベッタニン氏だけだからです。
1850年から家族でハンドメイドの靴を作ってきたベッタニン家ですが、カデノン製法は、この一族においてのみ継承されてきた製法なのです。

構造はノルヴェジェーゼ製法と似ていますが、カデノン製法はソールが厚いので縫い付けが難しいこと、ステッチを三つ編みのように装飾しなければならないことが異なる点として挙げられます。非常に高い技術が必要になりますが、その分、仕上がりは丈夫なものになります。

無骨で堅牢な、ベッタニン&ベントゥーリのデザイン

イタリアの靴というと、スタイリッシュな形状を思い浮かべますが、ベッタニン&ベントゥーリの作る靴は趣が違います。
例えばベッタニン&ベントゥーリのレースアップブーツなどは、確かにスタイリッシュな雰囲気もあるのですが、それよりも無骨で堅牢という印象の方が強いです。

さらに、使用する革を見ると、ベッタニン&ベントゥーリはバリエーション豊かな靴を作るブランドだとも言えるでしょう。特注のイタリアンカーフ(子牛の革)をメインに、鮫やクロコダイルといった、エレガントな素材も取り入れています。

ベッタニン&ベントゥーリの歴史

1944年、ベッタニン家の5代目であるジョゼッペ・ベッタニン氏が立ち上げたのが、シューズメーカー「ベッタニン&ベントゥーリ」。「ベントゥーリ」はジョゼッペ氏の妻の名前。ベッタニン家は1850年からイタリアの古都ヴェローナで靴工房を営んでいた。
家族でブランドを守っており、ジョゼッペ氏と息子を含む5人で、オーダーメイドとレディメイドを生産している。

画像引用元:http://www.bettaninshoes.com/

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