革靴ブランド事典Leather Shoes Brand

ベルルッティ/BERLUTI(フランス)

靴好きの憧れ、ベルルッティ

ベルルッティ(Berluti)はフランスの高級靴メーカーです。
そのデザインは斬新を通り越し、芸術の領域に達しています。靴好きであるなら誰もが一度はベルルッティを履いてみたいと思ったことがあるでしょう。

ベルルッティが誇る「ヴェネチア・レザー」と「パティーヌ」

ベルルッティの魅力を語るうえで欠かせないのが、ヴェネチア・レザーとパティーヌの存在です。

まずはヴェネチア・レザーを紹介したいのですが、残念ながら詳細は不明です。
というのも、この革はベルルッティと革メーカーが共同開発したもので、その製造過程、ルートなどは極秘事項だからです。ヴェネチア・レザーを使用している靴は、世界中のどのブランドを探しても、ベルルッティでしか購入できないのです。
革の特徴として、柔らかく伸縮性に富んでいるのに型崩れしにくいこと。さらに色を付けた後の発色が非常に良く、磨いた分だけ輝きが増すということが、一般的に言われています。つまりベルルッティのヴェネチア・レザーは、履きやすくて丈夫、そして贅沢な革なのです。

続いてパティーヌの紹介です。これはベルルッティが独自に編み出した色付け技法に付けられた名称です。
まず、ヴェネチア・レザーが使用された靴を絵画のキャンバスに見立てるそうです。そして様々な色を重ね塗りしていき、黄色や緑といった、靴業界のタブー的な色も積極的に使います。それでも結果として、深みのある落ち着いた雰囲気の靴に仕上がります。
パティーヌの考案者は、ベルルッティ4代目のマダム・オルガ氏。色彩感覚が実に女性らしいと言えます。なんでも月の色の変化にヒントを得たという話です。

ヴェネチア・レザーとパティーヌを駆使して作られる靴は、その色彩表現と品質において、非常に高く評価されています。

クラブ・ベルルッティで行われる靴磨き

クラブ・ベルルッティとは、ベルルッティの顧客のために開かれる親睦会です。
最初に開催されたのは1992年、パリの5つ星ホテルでディナーを食べながら行われたそうです。親睦会の内容は、靴好きによる靴自慢、マダム・オルガ氏のお話など、靴好きなら一度は覗いてみたい催しが盛りだくさんでした。

そこでの逸話があります。宴もたけなわになった頃、参加者が自分の靴を磨き始めたそうです。しかも5つ星ホテルの高級シャンパンを使って。それ以来、クラブ・ベルルッティのような会合では、その最後にシャンパンで靴を磨くことが習わしになりました。

ベルルッティの歴史

1895年、フランスのパリで靴メーカー「ベルルッティ」の歴史が始まる。創業者はアレッサンドロ・ベルルッティ氏。当初はビスポーク専門店だった。
1950年代、世界中のエグゼクティブが顧客につき始める。
1959年、既製靴をラインナップに加える。
1968年、4代目のマダム・オルガ氏が当主とデザイナーを兼任することになり、独特のデザインを考案、ベルルッティの改革を行う。
2005年、バッグをラインナップに加える。後に財布などのレザーアイテムも発表。
現在はルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)グループの傘下に入っている。

画像引用元:http://www.berluti.com/

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