革靴ブランド事典Leather Shoes Brand

コールハーン/Cole Haan(アメリカ)

コールハーンはアメリカントラッドの代表

コールハーンはアメリカのシューズメーカーです。創業当時は紳士靴のみを製造していましたが、後にウィメンズ、子供向けシューズの生産にも着手してブランドの知名度を上げました。
現在は靴やサンダルだけでなく、バッグ、財布、サングラスやベルトなどのアクセサリー類もラインナップに追加しており、トータルファッションブランドとしての地位を確立しています。

コールハーンの人気と「アイビー・ルック」

コールハーンはアメリカの伝統的なシューズスタイルを守り続けてきました。確かな職人技と度重なるバージョンアップを経て発表されるデザインは高く評価され、アメリカを代表する靴ブランドとして知られています。
コールハーンが現在の地位を築くことができた背景には、「アイビー・ルック」というファッションスタイルの存在があります。代表的なモデルのひとつに「ペニーローファー」が挙げられますが、このペニーローファーという言葉を生み出したのが、アイビー・ルックを身に付けていた若者たちでした。

アイビー・ルックとは、1950年代~60年代、アメリカの名門大学に通う若者たちの間で流行したファッションのことです。いわゆる「ロック」や「ストリート」の対になるようなスタイルで、「上品な着こなし」を指します。もちろん靴はブーツやスニーカーなどではなく、ローファーやサドルシューズ、チャッカブーツなどが好んで履かれていたようです。理由は諸説ありますが、当時の学生たちの間では、ローファーのサドルに1セントコインを挟むことがトレンドでした(1セントコインは「ペニー」と呼ばれています)。お守りのような意味があったのかもしれません。

そうした流行から生まれたのが「ペニーローファー」という言葉で、そこからサドルやスリットのあるローファーをひっくるめて「ペニーローファー」と呼ぶようになったようです。そして、アイビー・ルックが流行していた当時の若者たちがこぞって履きたがった靴がコールハーンでした。

靴業界の常識を覆した、コールハーンとハイテク技術の融合

1988年、コールハーンはスポーツブランド「ナイキ(NIKE)」の傘下に入りました。
それから12年が経過した2000年、コールハーンは最先端の衝撃吸収システムとして全世界に名を知らしめていた「ナイキエア」をソールとして使用した革靴を発表しました。レザーシューズなのに疲れにくく、履きやすく、歩きやすいのが特徴です。メンズだけでなく、レディースの高機能パンプスも非常に高い人気を獲得しました。

コールハーンの歴史

1928年、アメリカのシカゴでシューズメーカー「コールハーン」が設立される。創業者はトラフトン・コール氏とエディ・ハーン氏。
1982年に小売部門を設立し、世界中にショップをオープン。
1988年、スポーツブランド「ナイキ」の傘下に入り、トータルファッションブランドに。
2012年、ナイキがコールハーンを売却。
2013年、プライベート・エクイティ・ファンドの「エイパックス・パートナーズ」がコールハーンの買収に合意。

画像引用元:http://www.colehaan.com/

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