革靴ブランド事典Leather Shoes Brand

ラッセルモカシン/RUSSELL MOCCASIN(アメリカ)

手作りの高品質な靴、ラッセルモカシン

ラッセルモカシン(RUSSELL MOCCASIN)は、アメリカのシューズブランドです。もともとは、森林伐採作業に従事する「木こり」のために作られた靴で、疲れにくく丈夫であることから品質を評価されていました。
ラッセルモカシンの靴は、創業から現在にいたるまで職人による手作りで丁寧に作られています。

ラッセルモカシンの履き心地、丈夫さ

ラッセルモカシンは、何よりもその履き心地の良さで評価されています。一枚皮で作られており、履けば履くほど足に馴染みます。通常の靴は靴の中が複数枚の皮で縫製されていますが、ラッセルモカシンは内側のレザーがぐるっと足を包み込んでおり、縫い目がありません。また、通常は足に馴染むまで期間が必要ですが、ラッセルモカシンの靴は買ってすぐ足にフィットします。
もともとアウトドアで作業を行うために製造された靴のため、非常に優れた耐久性と防水性があるので、雨が降っていても心配なく履けます。

ラッセルモカシンは、アウトドアはもちろん、デイリーシューズとしても履くことができる優れたデザインを持っています。様々なコーディネートに合わせることができ、適度なボリュームがあるので冬場でも足元だけ浮くということがありません。
非常に種類が豊富ですが、カスタムオーダーを行いオリジナルのラッセルモカシンを作ることができます。靴にさらなるフィット感を求める人にも人気です。

ラッセルモカシンはケアをすれば何十年も履ける

一般的な靴は靴底が靴本体に接着されているものが多いですが、ラッセルモカシンはミッドソールがあることでソール交換を何度でも行うことができます。また、良質な革が使用されているため、付着した泥を落としたりオイルを塗ったりという簡単なケアをするだけで、何十年も品質を保つことが可能です。定期的なソール交換と革のケアを怠らなければ、一生ものとして大切に履くことも不可能ではありません。
ラッセルモカシンはブーツを履く人たちに向けて、「新品の靴を売るのはこの上なく幸せだけれど、ほとんどのラッセルは安く修理できてしまう」と言って、長く履くためにはケアが重要だということを説いています。

ラッセルモカシンの歴史

1898年、アメリカでウィル・ラッセル氏によりシューズメーカー「ラッセルモカシン」が設立。
1923年、1800マイルを旅行したR.B.Slatter氏がラッセルモカシンのブーツについて性能の高さを報告する。

画像引用元:http://www.russellmoccasin.com/

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