革靴ブランド事典Leather Shoes Brand
三陽山長/SANYO YAMACHO(日本)
日本人のために作られる三陽山長の靴
三陽山長は、株式会社三陽商会が手掛ける純国産のシューズブランドです。
日本伝統の「匠」「技」「粋」をコンセプトに、最高級の素材を惜しみなく使用し、熟練の技を持つ職人が高品質な靴を作っています。
三陽山長の靴を作っているのは日本の熟練靴職人集団
三陽山長で靴作りを行うのは、50年以上のキャリアを持ったベテランの職人たちです。培った「技」は若い世代に伝えられていくため、絶えず日本人の生活スタイルに合った靴を作ることができます。
三陽山長の靴の内側には、靴を作った職人の目印が付いています。これは製靴を担当することで履く人の足を熟知した職人が、修理まで担当するためです。長く履いてもらえるようにという、三陽山長の「粋」なはからいでもあります。
靴作りに用いる木型は、履く人それぞれに合わせて職人が作っています。数万足の靴作りによって蓄積された、日本人の足に関する知識と技術を駆使して作られる木型には、「匠」の心と技が宿っています。
「和」のイメージを強く打ち出す三陽山長
「三陽山長」という名とブランドロゴ、「勘三郎」、「寿太郎」、「友二郎」など純和風のモデル名からも順日本産へのこだわりが見て取れるのも特長のひとつ。しかし、三陽山長の「和」へのこだわりは、そういった表面的なものに留まりません。厚いダブルソールをシングルに見せる日本独自の製法「ヤハズ掛け」を復刻させるなど、日本人の、日本人による、日本人のための靴作りに懸ける情熱が「三陽山長」には込められているのです。
三陽山長の歴史
2000年、三陽山長の前身である山長印靴本舗がスタート。
2001年、株式会社三陽商会が靴だけでなく鞄や革小物などのレザーアイテムを扱うトータルブランド「三陽山長」として再スタート。