革靴ブランド事典Leather Shoes Brand
エトスクラブ/Ethos Club(日本)
エトスクラブのポリシーは「Made in EDO」
エトスクラブ(Ethos Club)は、シューズなど海外ブランドのインポーターとして有名な小松義照氏が主宰するシューズブランドです。日本のものづくり文化を憂慮してエトスクラブを設立したという小松氏が掲げるポリシーは「Made in EDO」。日本から世界に、日本製の良い靴を送り出そうという意気込みがエトスクラブのポリシーからも伝わってきます。
エトスクラブのラインナップは、オーソドックスなモデルから職人のオリジナリティが溢れるデザイン性の高い靴まで、幅広く用意されています。カジュアルで若年層向けのライン「ホルモン(Hormon)」もあります。
エトスクラブはベテラン靴職人、関信義氏との出会いから生まれた
50年以上も手製靴作りを続けてきた関信義氏は、日本を代表する靴職人の一人です。
海外インポーターとして活躍していた小松氏は、関氏と出会うことでエトスクラブの立ち上げを決意したそうです。
もちろんフルオーダーラインは関信義氏が製作を手がけていましたが、残念ながら引退しているため、今後新しく関氏が手がけるフルオーダーの靴は注文できません。しかし、エトスクラブの世界に通用するデザイン・履き心地・仕立ての良さは多くの靴ファンを魅了し続けています。
エトスクラブの歴史
1970年代、エトスクラブの主宰兼デザイナー、小松義照氏が海外ブランドのインポーターとして活躍。
1980年代、関氏と出会った小松氏がエトスクラブを設立。「Made in EDO」をポリシーに掲げ、日本のものづくりにこだわったブランド展開を続ける。よりカジュアルでよりリーズナブルな若年層向けのライン「ホルモン(Hormon)」もスタート。