革靴ブランド事典Leather Shoes Brand
レ ユッカス/LE YUCCA’S(イタリア)
レ ユッカスは日本人の女性デザイナーが手掛けるイタリア靴
レ ユッカス(LE YUCCA’S)は、日本人デザイナーの村瀬由香氏が手掛けるイタリアのシューズブランドです。
「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」「マックス&コー(MAX&Co.)」「ジャンフランコ・フェレ(GIANFRANCO FERRE)」などのシューズデザインを手掛け、1998年にレ ユッカスをスタートさせます。
コンセプトに「オーセンティックモダン」に掲げ、伝統的な職人の手仕事による靴作りでモダンなデザインの靴を発信しています。
レ ユッカスの生産を担うのはイタリア靴の名門「エンツォ・ボナフェ」
レ ユッカスの靴作りを担っているのは、イタリア靴の名門「エンツォ・ボナフェ(ENZO BONAFE)」です。
エンツォ・ボナフェといえばイタリアでも高い技術を持ったブランドとしても有名で、マッケイ製法、ボロネーゼ製法、ノルベジェーゼ製法、ハンドソーンウェルテッド製法など非常に多彩な技術を用い、靴作りをしています。
そのため「オーセンティックモダン」を掲げるレ ユッカスの靴作りには、エンツォ・ボナフェの技術は不可欠なのです。
きめ細やかな配慮が光るレ ユッカスのメンズライン
レ ユッカスのスタート当初はレディースのみを展開していましたが、2003年からメンズラインを手掛けるようになりました。
女性の感性でデザインされたレ ユッカスのメンズシューズは、他のブランドにはない独特の雰囲気を醸し出し、女性から見ても好感度の高い靴ばかりです。
靴によってはシューツリーが付属するものもあり、シューツリー自体も吸汗性や発湿性を考慮してニス加工を施さず、無垢のままに留めてあるなど、随所に女性らしいきめ細やかな配慮が感じられます。
レ ユッカスの歴史
1998年、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」「マックス&コー」「ジャンフランコ・フェレ」などのシューズデザインを手掛けた名古屋市出身のシューズデザイナー、村瀬由香氏が自身のブランド「レ ユッカス」をスタート。ブランドスタート当初のレ ユッカスはレディースのみを展開していた。
2003年、レ ユッカスのメンズラインがスタート。