革靴ブランド事典Leather Shoes Brand
ラパーロ/Raparo(イタリア)
イタリアの新進ファクトリーが手掛ける自社ブランド、ラパーロ
ラパーロ(Raparo)は2006年にスタートしたイタリアのシューズブランドです。創業者はフランチェスコ・ラパーロ氏。1991年の創業以来、ラパーロ氏と2人の息子(兄のロベルト氏と弟のパウロ氏)の3人で、有名ブランドのOEM生産を手掛けてきました。
これまでに培ってきた高い製靴技術を活かし、2006年に自社ブランドの「ラパーロ」をスタートさせました。
創業から数年で世界に進出したラパーロ
2006年にオリジナルブランドのラパーロを立ち上げた直後から、意欲的にブランド展開を進めています。スタートさせた2006年には、イタリアのミラノで開催される「ミカム展」に出展、その1年後には異例の速さで世界最大規模のメンズファッションの見本市「ピッティ展」への出展も果たします。
ベースはイタリア靴の伝統を重んじつつ、現代的なエッセンスを加えた個性的なデザインは各方面から注目を集めました。
高い技術とデザイン性が融合するラパーロの靴
有名ブランドのOEM生産を数多く手がけてきたラパーロは、技術も当然ながら定評があります。
製法が多様なのもそのひとつで、マッケイ製法やブラックラピド製法、セメンテッド製法にグッドイヤー製法など、様々な製法を駆使し靴を作っています。それだけデザイン面でも柔軟な対応ができるということです。アッパーやライニングに独創的な加工や素材を取り入れたコレクションもラパーロの魅力といえます。
ラパーロの歴史
1991年、イタリア最大の靴生産地、マルケ州モンテグラナーロでラパーロ社を創業。創業者のラパーロ氏と2人の息子(兄のロベルト氏と弟のパウロ氏)の3氏で有名ブランドのOEM生産を手掛ける。
2006年、自社ブランド、ラパーロの展開を開始。ミカム展で一躍脚光を浴びる。
2007年、ラパーロがピッティ展に出展。