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オールソールとは靴底全体を交換することです。

ソール(靴底)全体を張り替えるオールソールは、ビジネスシューズやワークブーツなど、様々な種類の靴に対応した修理方法です。ラバーソール(ゴム底)やレザーソール(革底)など、素材の種類も基本的には選びません。 まずヒール部分を分解し、ソールを剥がします。製法にもよりますが、ソールとの縫い付け部分であるウェルト(細い帯状の革)を新しく縫い付け、アッパー(甲革)と新しいアウトソールを縫い付けていくのが基本的な修理の流れです。

ただし、靴の製法や状態などによって、オールソールを行える回数は異なります。例えばグッドイヤーウェルト製法で作られた靴は、5回前後のオールソールが可能と言われており、マッケイ製法の靴は3回前後、セメンテッド式製法の靴は1~2回が限度と言われています。