靴用語集Shoes Glossary
ローファー・シューズ

ローファー・シューズ(loafer shoes)とは、甲を横切るベルトの縫い付けが特徴的な、靴紐のない靴のことです。
ローファー・シューズは一般的に、モカシン・タイプのスリッポンの一種とされており、別名を「ノーウィージャン・フィッシャーマン・シューズ」といいます。ローファー・シューズはたびたびカジュアルな靴とされる場合がありますが、ビジネス用などとして準フォーマルにも使用されています。
ローファー・シューズの原型は、カナダ先住民の靴である「モカシン(足の裏から甲まで一枚革で包み、甲の上面をU字型に縫い合わせた履きもの)」を発展させたものといわれ、1920年代に英国で履かれたのが最初のローファー・シューズとされています。
靴紐がなく脱ぎ履きが簡単なため、アメリカでは「なまけもの」の意味である「ローファー」と呼ばれるようになりました。
デザインも豊富で、「ペニー・ローファー」「ヴァンプ・ローファー」「タッセル・ローファー」「ビット・ローファー」「ビーフ・ローファー」「エラスティック・シューズ」などがあります。